海外旅行前と後の注意
冬はインフルエンザなど、流行性のウィルスも流行り、体の免疫が少し落ち気味です。
春に海外旅行へ望むまえに、気をつけたいことをあげてみました。
旅行出発前から体調が悪いと抵抗力や集中力が落ち、海外でも病気、けがをしやすくなります。
自分の健康状態の確認が必要です。普段から薬が必要な心臓病や腎臓病、糖尿病の方は、旅行にも必ず薬を持参してください。
そして、旅行先で万が一病状の悪化や合併症を起こした時に備えて、薬の処方量と診断書を、医者に英語で書いてもらっておくといいです。
病状がある方は、旅行先や旅行期間などを伝えて、主治医の先生と相談してください。
外国で医療を受けると、非常に高額になります。海外旅行者保険への加入も必要です。
虫歯の治療も早めに。しばらくかかっていない方は、一度歯医者さんに行って、診てもらうと安心して行けます。海外で歯痛は、とても辛いし、症状を伝えるのにも一苦労かもしれません。
予防接種には2つの側面があります。
一つは入国時に予防接種を要求する国で、旅行のために絶対必要です。
もう一つは現在日本にはない感染症に海外に行ったときに感染することから自分を守るためのものです。
鳥インフルエンザの余波もある春。色んなところから情報を得て、しっかりと予防接種を受けたいものです。
なお、病気には潜伏期があり、感染してもすぐには発病しません。海外には熱帯を中心として潜伏期間の長い疾患が数多くあります。
帰国してから具合が悪いと病院で受診しても、医師は外国で感染したとは思わず、診断が遅れるため、命に関わることも考えられます。
なので、海外旅行から戻った後2ヶ月程度は、体調に異常があれば早めに、海外へ行って来たことを必ず医師に告げた上で受診し、相談をしてください。
日本は医療の発達した国で、マスメディアやインターネットの普及により、感染性の病気にも大きく対応することが出来る国ですが、海外となると、日本と全然違うことになります。
日本と同じ感覚で、雪解けの春、軽い気持ちで海外旅行などとなると、思わぬ落とし穴もあります。
外国では日本に存在しない病気が流行し、気候も時差も変わり、日本にいる時より感染する危険が大きい場合もあります。
でも心配いりません。このために、予防接種を行うことができます。主なワクチンは、渡航先での活動内容、渡航先や渡航期間によって選択します。
種類をあげますと・・・
A型肝炎・・・特に40歳以下の方。途上国に中・長期(1ヶ月以上)滞在する人。
破傷風・・・冒険を含む旅行などで怪我をする可能性の高い人 (傷からばい菌が入ります)
狂犬病・・・ イヌやキツネ、コウモリなどの野生動物の多い地域へ行く人、または動物研究者など動物と直接接触する人
B型肝炎 ・・・血液に接触する可能性のある人
日本脳炎 ・・・日本脳炎の流行地へ行く人(主に東南アジアなどで家畜、豚などを飼っている地域)
海外への旅行を思い立ったらできるだけ出発の3ヶ月前以前から、早い時点で、予防接種機関や検疫所にて、相談をしながら、受けることをおすすめします。
なぜかというと、ワクチンの種類によっては数回(2~3回)接種するものもあるので、早目がよいです。